FC2ブログ
 

労働組合 岡山マスカットユニオン

最低賃金を時給1500円以上に!労働者に人間らしい生活を!


労働相談はマスカットユニオンに

  電話での労働相談まどぐち Tel. 090・4693・4984
下のステッカー(またはmuscatunion@yahoo.co.jp)をクリックすれば労働相談メールフォーム入力画面に移動します。(秘密は必ず厳守します。)


 中央最低賃金審議会は2019年7月31日、地域別最低賃金について、引き上げ額の「目安」を答申しました。
岡山県内最低賃金については「C」ランクに位置づけ、「26円」引き上げとしました。
それに追随する形で、8月6日、岡山地方最低賃金審議会は、県内の地域別最低賃金について
現在の時間額807円から、「26円」引上げの「833円」に改正するようにと、目安額を提示しました。
8月1日の岡山地方最低賃金審議会の開始から1週間足らずという短い時間で、
真摯に審議したとは言えないような目安額提示は、許し難いというほかありません。
中央審議会が決めた目安と全く同じ、時給833円との答申が行われようとしています。
マスカットユニオンは今年も意見書を提出し、さらに異議申し立ても行ってきました。
最低賃金を時給1,500円以上にすること。また、非正規雇用や派遣の労働者、被災した人々などには
加算されるべきだと訴えてきました。
今回も岡山地方最低賃金審議会は、密室でのスピード審議で決めてしまい、
中央審議会にまったく追随した内容です。
現在の最低賃金では、とても生活することができないのが実情です。
最低賃金の引き上げを求めてゆきましょう。

「最低賃金平均901円=上げ幅、過去最大27円-東京、神奈川は初の1000円超え」(時事通信、2019年07月31日)より
最低賃金平均901円=上げ幅、過去最大27円-東京、神奈川は初の1000円超え(時事通信。2019年07月31日)


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
岡山地方最低賃金審議会 御中 
                2019年7月25日

 「岡山県最低賃金」の改正に関する意見書

   岡山市北区岩田町6-11
   労働組合 岡山マスカットユニオン


 
私たちは岡山地方最低賃金審議会に対して以下の要求を提起します。

1:早急に最低賃金時給「1500 円」以上とすること。
 且つその金額が、税および社会保険料などの公課を
 控除してもなお「1200円」以上であること。
2:いわゆる「非正規」雇用、短期雇用といった、雇用の
 不安定な労働者については、労働時間を短く抑
 えられていることが多いので、生活安定のため早急に
 最低賃金を1よりも大幅に高い水準とすること。
3:岡山県内に避難してきている東日本大震災被災者および、
 西日本大水害によって生活基盤を破壊された被災者については、
 期間の定めのない直接雇用をされるまでの間、
 最低賃金を1よりも大幅に高い水準とする措置を行うこと。
4:最低賃金審議会については早急に、専門部会も含めた
  審議の全面公開、公聴会の開催、議事録の全面公開など、
開かれた運営方法に改める措置を早急に実現すること。
5:審議会の本審省略は行わず、十分に時間をかけた審議を行うこと。
6:「ワーキングプア」とよばれる層の労働者と関わる機会が比較的多い
合同・一般労組の代表者を、労働者代表委員に選任・補任する措置を
早急に実現すること。
7:できるだけ早く、1から6の方向で
(最低賃金の水準維持を目的とした助成金制度の創設と一体で)
全国全産業一律の新しい最低賃金制を確立するように、
厚生労働省および中央最低賃金審議会に要請すること。

理由

1:憲法25条で定められた「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」とは、
労働者がただ単に「飢えて死ななない」最低限度であればよいのでなく、
家族や友人と「ささやかなぜいたく」を楽しむことのできる生活基盤としての賃金が
  保障されるということである。
2:多くの労働者が、外注化・「非正規」職化、リーマン・ショック以後の世界大不況、
東日本大震災に伴う震災解雇などによって不安定な立場になりつつあるなか、
現在の最低賃金の水準ではとうてい安心して暮らすことができず、
最定賃金を上回っていても「最低限度の生活」はできない
 のが社会の実情であること。
3:企業に対しては既に様々な助成金制度があるのに、最低賃金の底上げの為の制度はないこと。
4:最低賃金の水準が低いままに抑え込まれていることが、年金・保険制度の空洞化、
崩壊状態につながっていること。
5:今日、賃金は上昇しているようにも言われているが、正規雇用は多くなく、
派遣か契約社員などの非正規雇用が多い。
最低賃金は非正規雇用の労働者に適用されることが多く、
生活の安定をはかるには大幅な最低賃金の底上げが必要であること。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー


PageTop